UOMO世代の大人は、実際にファミリーカーをどう選び、乗っているのか。結論から言えば、とにかく自由であることがわかった。そして、家族みんながそのクルマ選びに賛同していることが何より素敵だ。子どもたちと、妻と、愛犬と。58組の「家族とクルマの関係」をお届けする。
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関口文也さん
Griffin International 企画・営業
Volvo 940 Estate Classic (1997)
■妻、娘(2歳)
■所有歴4年
家族は「ボロボ」と呼んでますが(笑)みんな愛着をもってくれています。
7年前に逗子に引っ越したことで、関口家にはクルマが必需品となった。
「最近の丸っこいフォルムよりも、角張ったクルマが好きなので、ずっとボルボの940を探していました」
そして4年前、通っていた美容室のオーナーが940を手放すと聞いて譲り受け、関口さんの初の愛車となった。
「一度だけ燃料噴射装置がトラブルを起こしてレッカーされましたが、専門店のほか、身近に信頼できる相談相手がいるので安心して乗っています」
現在の走行距離は13万㎞。最低でも20万㎞までは乗りたいと話す。
ボルボ 940は’91年から’98年まで製造された。最近のクルマと違ってシートベルトを工夫しないとチャイルドシートが装着できないが、そんな手間も楽しんでいる。
Photos:Kosuke Tamura Yuya Shimahara Tsukasa Nakagawa Mitsuru Nishimura Tomohiro Mazawa
Text:Kanta Hisajima
Text:Kanta Hisajima