2024.01.03

トヨタ スプリンター カリブ|鳥山明さんが描くクルマのようなかわいさ【文化系男子のファミリーカー選び】

UOMO世代の大人は、実際にファミリーカーをどう選び、乗っているのか。結論から言えば、とにかく自由であることがわかった。そして、家族みんながそのクルマ選びに賛同していることが何より素敵だ。子どもたちと、妻と、愛犬と。58組の「家族とクルマの関係」をお届けする。

トヨタ スプリンター カリブ|鳥山明さんの画像_1

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松川 総さん

スタイリスト

Toyota Sprinter Carib (1984)

■妻、息子(9歳)
■所有歴半年


鳥山明さんが描くクルマのようなかわいさ。このカリブにはそんな空気感がある。

Toyota Sprinter Carib (1984)

 ’80年代の写真から飛び出てきたような佇まいのレアなワゴン。クラシックレンジから乗り換えるという意外な選択。なぜスプリンターカリブを? 「大好きなアメリカのテレビドラマ『ブレイキング・バッド』に出てくるクルマで、ずっと印象に残っていました。もとは北米向けにつくられたモデルだそうですが、劇中ではダサいクルマ扱いされている(笑)。でもそれがとてもキャラに合っていていいんです」
 ボルボ240と迷ったが運よくスプリンターカリブが2台見つかり、劇中車と同色の赤で状態がいいほうに決めた。
「大衆車なので、街中で懐かしいと声をかけられることが多くてうれしい。クラシックレンジの頃はなかったです(笑)」
 整備を経て9月に納車されたばかりで、まだあまり乗れていない。仕事用に’05年式のメルセデスC180ステーションワゴン(S203)を所有するが、今後はカリブに荷物を積んで走ることも増えそうだ。

リアビュー

松川さんが惹かれたのがこのリアビュー。縦長のリアクォーターウィンドウや左右非対称なテールゲートのデザインなど、当時のクセが詰まっている。4WDと書かれたサイドのデカールも雰囲気抜群!



Photos:Kosuke Tamura Yuya Shimahara Tsukasa Nakagawa Mitsuru Nishimura Tomohiro Mazawa

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