理想の顔が手っ取り早く手に入る方法があると思ったら大間違い。あくまで日々の地道なスキンケアがいちばんの近道。まずはこれまでのスキンケアや己の顔を見つめなおし、基本の3大ケア「洗顔、保湿、日焼け止め」を正しく学びましょう。
初級編
洗顔は泡を活用する
なぜ?
皮脂が残ると肌の老化の原因になる
↓
きめ細かい泡が毛穴の奥に
届いて皮脂を吸着
↓
高密度な泡クッションが肌を刺激から守る
思春期だけではなく、実はUOMO世代もホルモンバランスの影響で皮脂分泌が多い。洗顔をおろそかにすると、落とせなかった皮脂が酸化し刺激物となり肌へのダメージに。この蓄積が数カ月後、数年後の老化につながる。きちんと洗って落とす、スキンケアはすべてここから!
ニット¥15,400/アルモリュクス(アルモリュクス中目黒店)
中級編
肌に負担をかけない洗い方って?
1泡の量はレモン1個分の大きさが目安
なぜ?
洗顔の要は泡がすべて。ホイップのようなきめ細かい弾力泡、そして全顔にのばしても厚みをキープできる量。この2点によって肌を摩擦から守り、刺激レスで汚れを落とせる。
2夏は皮脂の多いTゾーンはしっかりと
なぜ?
皮脂分泌が多いエリアを意識して洗うことで洗顔の質はグッと高まる。皮脂の多いTゾーン、小鼻の脇、そしてニオイのもとになる耳まわり。“なんとなく洗う”から、意識改革せよ。
3ごしごしこすらず泡を転がすイメージで
なぜ?
肌の厚さは約2㎜。想像以上に刺激に弱い。手で肌をこするのでなく、泡を肌の上で転がして汚れを絡め取るのが洗顔と心得よ。泡のキメが細かいほど毛穴にも入り込みやすい。
4ぬるま湯ですすぎ残しがないように
なぜ?
摩擦だけではなく、熱すぎるお湯も肌への刺激のもと。肌の表面温度に近い32〜34度程度のぬるま湯ですすごう。生え際や輪郭、あご裏など、洗い残しが起きやすい部分も忘れずに。
フーディTシャツ¥13,200/モクティ(ユナイトナイン)
洗顔には何を使う?
これが大正解!
SENSAI
AS マイクロムースウオッシュ
もっちり濃密な弾力泡がオートで出てくる洗顔料。マイクロサイズの炭酸が毛穴汚れや皮脂を浮かせてオフ。泡立てが苦手なら、プロダクトに頼ればいい。180g ¥8,800/カネボウ化粧品
これが大正解!
(右)SUPEREGG
ジェントル エレメンツ クレンジングフォーム
古くから効果がうたわれてきた卵白の美容成分を植物由来で再現。マイクロスクラブとの相乗効果で潤いを保ちながらツルスベに。肌にも環境にもジェントル。100㎖ ¥4,950/msh
(左)DAMDAM
クレンジングソープ 白きくらげ、海塩
植物性コラーゲン豊富な白きくらげと肌のpHバランスを整える海塩配合。敏感肌にも優しくボディにも使えるので、一つで“洗う”をフルカバー。60g ¥4,950/SEVEN DAYS
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Hair&Make-up:Kentaro Katsu
Stylist:Yasuki Nakamichi
Model:Reiji Kurosawa
Composition&Text:Atsuko Watanabe 監修・取材協力/下方征院長(渋谷スクランブル皮膚科)