髪が思うようにキマらない…。それは、テクニックのせいではなく、加齢で髪のハリとコシが衰えたからかもしれない。イメージどおりのヘアスタイルを維持するためにも、日々のケア方法を見直すときがきた!
髪のハリとコシを取り戻せ
ちがう、
キマらないのはスタイリングのせいじゃない!
Question:ちゃんと頭皮&髪のケアしてる?
Q1.髪のハリ・コシがなくなってきたと
感じますか?
YES…45.3%
NO…54.7%
胸を張って「大丈夫」と言いたいところだが、約半数は髪のハリ・コシに自信をなくしている模様。若い頃のイキイキしていた髪からの変化を感じているようだ。
Q2.風呂上がりにアウトバスアイテムを
使っていますか?
YES…41.9%
NO…58.1%
洗い流さないトリートメントやヘアオイルといった風呂上がりに使うアイテムは半数以上が未使用。ぜひとも今日から新習慣として取り入れることを推奨したい。
Q3.髪はドライヤーできちんと
乾かしていますか?
YES…81%
NO…19%
まだ根強く残る自然乾燥派。キューティクルが開きっぱなしで髪は傷むし、頭皮は蒸れて薄毛の原因にも…。ドライヤーを使って早く乾かすに越したことなし!
Answer : 洗えばいいってわけじゃない! まずは汚れをしっかり落とす
いつものバスタイムに取り入れるべき、ハリ・コシ復活の糸口となるウォーミングアップ的なケアを提案。気にすべきは“汚れ”と“頭皮”。シャワーから見直そう。
シャワーヘッドを替えてベストな水圧を見極める
髪と頭皮の汚れをきちんと落とすことが何より大切だ。そこで役立つのが水流調整できるシャワーヘッド。肌に優しく、かつ、しっかり洗浄してくれる心地よい使用感。水流はハード・ソフトと切り替えられるので洗髪・洗体で使い分けを。シルキンシャワー・プレミアム ST-X1A ¥6,028/アラミック
シャンプー前のブラッシングで汚れを浮かす
スタイリング剤や髪に付着した汚れを洗髪前に浮かす、というのもポイントだ。それだけでもかなり汚れを落とせて、シャンプーの泡立ちがよくなり、効率よく洗髪できる。生え際から襟足に向かい頭皮を優しく撫でるように、ブラシの毛を寝かせてブラッシング。頭皮を傷つけないよう注意を。
お湯でしっかり予洗いして汚れを落とす
泡立ちが悪いからといってシャンプーを繰り返すのは、髪にも頭皮にも負担がかかりハリやコシの低下につながる。シャンプー前にまずはお湯で予洗いすることで汚れを落としやすくするべし。さっと適当に濡らすのではなく、頭皮&髪全体をしっかりお湯で洗い流すイメージで丁寧にやろう。
NO ガシガシ洗い! 指の腹でもみ洗いする
シャンプーの際に、使うのは“指の腹”。気持ちがいいからと、指先、ましてや爪でガシガシ洗うのは、頭皮を傷つける原因に。髪のハリ・コシの復活には健康な頭皮環境が必要。そのために意識すべきは優しいタッチ。髪を洗うというよりも“頭皮を洗う”意識をもって洗髪しよう。
Stylist:Shota Iigaki
Hair&Make-up:Yosuke Akizuki
Model:Yoshiaki Takahashi
Text:Mariko Urayasu