「化粧水→乳液」のステップケアを習慣づけしている人は少なくない。問題は、「ちゃんと」塗れているか？ “ただ塗る”から今こそ更新しよう。
化粧水・乳液2分30秒〜5分30秒
STEP1ちがう！それじゃ足りてない！
化粧水・乳液は五百円玉大の量を贅沢に使う
化粧水や乳液の量、どこまで意識しているか？ 製品にもよるが、顔全体に馴染ませるのに必要な量の目安は五百円玉大。手に取る量が少ないと、塗れていないエリアができたり塗りムラの原因に。ちょっと多めくらいの気持ちで、大人の肌には贅沢に使おう。
STEP2ちがう！むやみにたたかない！
顔を優しく包み込むように馴染ませる
パンパンと肌をたたくように馴染ませるのはトゥーマッチ。部位にもよるが、肌の厚さは大体2㎜程度。薄くてデリケートなのだから刺激は大敵。まずは頰など顔の広いエリアから、両手で包み込むように馴染ませる。優しく押し込むハンドプレスも効果的。
STEP3ちがう！雑に塗るんじゃ意味が
ない！
額から顎までしっかり塗りムラ防止
化粧水・乳液で起こりがちなのが塗りムラ。額や顎も手のひらでしっかり包むように馴染ませて、満遍なく潤いを与えよう。
STEP4ちがう！手のひらじゃない!
顔のくぼみには指を沿わせる
洗顔同様、見落とされがちな顔の凹凸部分。小鼻の脇や目元など、細かい部分は指を沿わせて肌にフィットさせるように塗る。
STEP4ちがう！老化は目立つ場所だけ
じゃない!
首までが「顔」と心得る
年齢が表れる首までが、保湿すべきゾーン。顔に馴染ませたものの残りでOKなので、手を滑らせて首までケアできれば完璧だ。
ちがう、「テカリ＝保湿がいらない」わけじゃない！
テカるから保湿を控えるのは大きな過ち。過剰な皮脂は、潤い不足を補うために肌がカラ回りしている状態。不足している水分を補い、それを逃さないために正しい量の油分で蓋をする。このワンセットが基本だ。
[ 化粧水 ]
夏こそ水分保持力、大幅アップを狙え
AASTALIFT MENモイストローション
エイジングの原因となる活性酸素をクリアにする、抗酸化成分「ナノアスタキサンチン」配合。たっぷりの潤いを肌のすみずみまで届け、水分をきちんと抱え込めるハリ肌へと導く。120㎖ ￥3,850／富士フイルム
BTHREE for MENジェントリング ローション
ターンオーバーが活発で角層が厚くなりがちなのに、水分を抱える力の弱い男性の肌に着目。清涼感ある精油のブレンドでみずみずしい潤いを与えながら、過剰な皮脂を抑えバランスのいい肌に。100㎖ ￥5,500／THREE
CLITSモイストローション
植物幹細胞由来の成分と3種のセラミド、2種のコラーゲンというパワフルな潤い成分をカクテル配合。ベタつき感のない爽やかなテクスチャーで、肌にしっとりなめらかなハリ感を与える。190㎖ ￥1,298／リッツ
[ 乳液 ]
補給した潤いを逃さない、“蓋”は必須ケア
DF organics モイスチャーミルク
アルガンやアボカドなど保湿効果の高いオーガニックオイルを潤沢に配合。肌の上でとろけるようにのび広がるテクスチャーで心地よくシーリング。ハリと弾力のある肌に。120㎖ ￥4,180
／エッフェオーガニック
ESHISEIDO MENトータル R ライトフリュイド N
内側が乾きバリア機能が弱りがちな男性の肌に素早く潤いを届ける。乾燥による小ジワや衰えたハリにアプローチし、潤いのある生き生きとヘルシーな質感の肌へ。シトラスの香りも朝向きだ。70㎖ ￥8,470／SHISEIDO
FBAUMオイルコントロール エマルジョン
皮脂は多いのに肌奥は乾くアンバランス肌をスマートに潤す。皮脂吸着効果に優れた自然由来のパウダーが過剰な脂を抑えると同時に、必要な潤いを補ってさらりと心地よい肌に。100㎖ ￥8,800（編集部調べ）／BAUM
Hair&Make-up:Narumi Tsukuba
Stylist:Shun Katakai
Model:Takumi Nishimura
Composition&Text:Atsuko Watanabe
