プロテイナーYUSUKEがひたすら筋肉の素晴らしさをアピールする連載。
第15話「筋肉文学あらわる!の巻」
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『我が友、スミス』 著者:石田夏穂
『我が友、スミス』(集英社)は女性会社員が筋トレに熱中していき、ボディビル大会で入賞を目指す様を描いた異色の“筋肉文学”。マニアックな世界が繊細に、時にユーモラスにつづられており、予備知識なしに読み進められる傑作だ。
皆さんは『我が友、スミス』をご存じかな?
芥川賞候補に選ばれ、すばる文学賞で佳作をとった作品。筋トレマシンでお馴染みの「スミスマシン」を愛する平凡な(?)女性会社員が筋トレにどんどんのめり込み、ある出来事からボディビル大会を目指す、という“筋肉文学”として話題沸騰中の画期的な内容だ。筋肉文学? 読まずにいられるわけないじゃん、ってか著者の石田さんと筋肉について語り明かしたい!
こうして石田さんのインタビューにこぎつけた。この作品を読んで驚いたのはトレーニングの説明が専門誌ばりに仔細だったこと。間違いなく、石田さんはトレーニーのはず! 「はい、週5でジムに通ってます」。やはり…というかオレよりジム通ってない⁉ しかしあれほど詳しい内容はどのように?「頼んでもないのに教えてくれるような人がジムにいるんですよね。あとはパーソナルトレーニングしている人の話に聞き耳を立てたり(笑)」とチャーミングな回答。ちなみに書いていていちばん楽しかったのは?との問いには「大会前のポージング練習のシーンです」とのこと。未読の方はマストでチェックですぞ!
最後に、次回作の題材ももしかして筋トレを考えてたり…?「そうですね、次かはわかりませんが、また機会があったら書きたいと思っています!」。その答えを待っていました! 今からひたすら鍛えておけば、新作の主人公に抜擢されるかも⁉ オファーお待ちしています〜!
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