薄くなったり、長くなったり。眉にも押し寄せる老化の波。顔の“額縁”とも言われる眉の変化は、自分で思っている以上に人相を大きく左右する! 眉を整える延長線上で、大人の眉メイク、始めてみませんか?
BEFORE
左右対称に仕上げなくてOK! 自分の眉のクセを大切に
「素眉が薄いと顔がぼやけ、人相も悪く見られがちですが、眉を整えると顔立ちが変わる。眉がしっかりあるほうが、若々しく締まった印象になるのは確実です。年齢とともに薄くなった、若いときのお手入れのしすぎで生えづらい…そんな悩みがあるなら、ぜひ眉メイクで補整を。ポイントは、左右対称に描こうとしないこと。自眉の毛流れやフォルムを生かしてサポートする程度にとどめると、自然に見えます」(Saekiさん)。
Q.眉が薄毛に! どうしたらいい?
「頭髪同様、加齢によって眉毛も抜けがち。育毛環境を整える美容液を活用して」(Saekiさん)。洗顔後、指先に米粒大を出し、眉全体に馴染ませて。UZU まつげ美容液 ¥1,650/ウズ バイ フローフシ
Q.一本だけ長く伸びた眉毛、これって何ですか?
「眉に限らず、思わぬところに長い毛が生えてくるのも、老化現象の一つ。“毛穴のエラー”のようなものです。残念ながら対策はありませんが、気になるようならほかに揃えて切ってあげて」(Saekiさん)。
ナチュラルな仕上がりを目指して
パウダーで描く、やさ眉
濃淡のついたパウダーが揃った眉パレットで、薄いところをふんわりと補整。“描いた感”のない自然で優しい表情に。
使用アイテム
パレット付属のブラシで、左と真ん中の2色を混ぜながら取り、眉山から眉頭に向かって、自眉をなぞるように色をのせる。カーキを含む3色で、凜とした眉を演出。汗や皮脂でにじみにくい。3D コントロール アイブロウ 01 ¥7,150/SUQQU
1 まずは眉山から眉頭に沿ってなぞる
POINTブラシの広い面でふわっと色をオン
2 今度は反対に眉山から眉尻へ
POINT眉山の下をちょこちょこ足すイメージで
眉山の下の毛が薄い部分に色を足しながら、眉尻までなぞる。眉尻は長く描かず、あくまで自眉のフォルムを生かすと自然に仕上がる。
完成!凜々しくもやわらかい印象に
こちらもオススメ!
肌にピタッと密着し、時間がたっても崩れにくい。グレー〜ブラウンの3色の配色次第で、髪色に合ったカラーがつくれる。パウダーアイブロウ N ¥4,180/RMK Division
「ペンシルで描く、キリ眉」はこちら
お話を伺った毛髪プロフェッショナル
Hair&Make-up:Yusuke Saeki[Beauty Direction]
Stylist:Shun Katakai
Model:Takumi Nishimura
Composition&Text:Sachiko Maeno Atsuko Watanabe