コロナ感染予防でマスクの着用は日常に。一見、保湿効果もある?と思うかもしれないが、逆に肌荒れを起こしている人が多い。そこでオススメしたいのが、美容のシートマスクだ。肌を守る成分や技術が格段に進化したうえ、顔につけるだけなのでケア無精でも取り入れやすい! ここでは肌に膜を形成する次世代型マスクの、40歳男子による試用レビューをお届けする。
Next-generation care 次世代型マスクは肌に膜を形成する!
SENSAI バイオミメシス ヴェール エフェクター(a) バイオミメシス ヴェール ディフューザー(b)
1983年から欧州で実績を積み、2019年に凱旋上陸したカネボウの「SENSAI」。幻のシルクと呼ばれる小石丸シルクのエキスを核とした、ツヤのある肌をかなえるラグジュアリーラインだ。このバイオミメシスヴェールは’19年冬に登場。無数の超極細糸を吹きつけ馴染ませることで、肌に極薄ヴェールを形成する先端技術は衝撃的! 使用時には、専用の美容液(a)を塗布し、付属のガードで目元を守りながら専用機器(b)で極細糸を吹きつける。密着する膜がひと晩中潤いを逃さず、翌朝の肌は感動的な仕上がり! a 40㎖ ¥12,000・b¥50,000(別売りのバイオミメシス ヴェールポーション 9㎖ ¥8,000をセットし使用)/SENSAI(カネボウ化粧品)
潤いの膜を作ってはがすという感覚はとにかく新鮮。ツヤもハリも感じられて 実感としてもこの上なし! 定期的に吹きつけたい。(杉浦靖隆さん/TEAM UOMO)
開発者に聞いた! 超極細繊維が次世代型マスクになるまで
超微細な糸が肌に膜を形成する、常識を覆すマスクの構想はどのような開発背景があってできたものなのか。SENSAIの商品開発マネージャー・右江純一氏に聞いた。「カネボウ化粧品が属する花王グループが開発した、直径1μm以下にもなるファインファイバーという超極細繊維を用いることで、化粧品分野でも新しい提案ができるのではないか?という取り組みが製品化につながっていきました。繊維の人肌への応用方法や、使いやすく機器を小型にするなどの試行錯誤を経て、2019年に花王のest、カネボウ化粧品のSENSAIから発売しました。肌上に形成された極薄ヴェールが肌に馴染んで透明になり、自分の肌のように一体化して、寝ている間も長時間密着。ひと晩中、肌の湿潤環境を整えて乾燥から守ります」。科学と融合する化粧品業界の未来にますます期待が高まる!
この人が試しました!
カットソー¥13,000/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(ナナミカ 代官山)
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Hair&Make-up:Rina Taniguchi
Stylist:Masashi Sho
Model:Yuji Matsumoto
Composition&Text:Mariko Urayasu