本日の議題は、“クレンジング”について。「え、必要あるの?」と思った人こそ必見。しないことで、日頃のケアが水の泡になっている可能性もあるという。さあ、洗顔の一歩先に踏み出そう。
教えてくれたのは
松倉クリニック代官山
貴子先生
ジェンダー問わず幅広い年齢層の顧客をもち、皮膚や髪、身体のトラブル全般はもちろん、プロダクトに関しても精通している。
Q1|クレンジングってそもそも何? 洗顔とはどう違う?
「クレンジングは油性の汚れ、洗顔は水性の汚れを落とすものと言われていて、適材適所で使い分ける必要が。スキンケアの効果にも作用する、重要なステップという認識をもってほしいです」(貴子先生・以下同)。
Q2|クレンジングにはどんな種類がある?
「現在一般的なのは、オイルやバーム、ミルク、ジェル、クリーム、拭き取りタイプの全6種類。使用感ファーストではなく、まずは肌質に合わせて選ぶことが美肌への近道です」。
Q3|乾燥肌でもクレンジングして大丈夫?
「アイテムをきちんと選べばOK。必要な顔の皮脂膜をいかに残しながら汚れをオフするかがカギになるので、なるべく油分を取りすぎないミルクやジェル、クリームタイプがおすすめです」。
Q4|お風呂のついでにクレンジングしてもいい?
「顔や手が濡れていない状態で行えれば大丈夫です。ただ、お風呂で行う場合はすすぐ温度が高くなりがちなので注意を」。
Q5|肌に合う、合わないはどう見極める?
「使い始めてから約2週間をめどに、肌の状態のチェックを。その頃から荒れ始める場合もあるので。合わない場合は別タイプに切り替えをおすすめします」。
Q6|日焼け止めは洗顔料で落とせないって本当?
「オフ可能とうたっている製品もありますが、完全に落としきれない場合も。毛穴に蓄積して黒ずみやニキビ、肌荒れにつながるので、日焼け止めやベースメイク類を塗った日はクレンジングが必須と心得て」。