【55,000円〜】「はじめてのピラティス」で身体も健康もメイクする【2025年センスのいい大人のお金の使い方】

「ピラティス」で身体も健康もメイクする

ピラティス① — Tシャツ￥9,350・中に着たTシャツ￥7,700・ショーツ￥14,080／オン（オン・ジャパン）　ソックス￥2,800／トゥソックス（プラヴィダ）

¥55,000～（5回）

ここ数年で「始めた」という声をよく耳にするようになり、さらには「身体の調子がよくなった」「続けている」と話す人が増えたピラティス。

世間の関心をひくピラティスは、筋肉をたくましく鍛え上げる筋トレとも、人間離れした動きをキープするヨガとも違うトレーニングメソッドだ。「キャデラック」や「リフォーマー」といった、スプリングのついた大型のマシンを使い身体に負荷をかけ、呼吸に合わせながら動きをコントロールすることで、全身も、ピンポイントのパーツも鍛えることができる。それが、フィジカルをつくり上げるだけでなく、メンタル面にも作用して健康的な心身をメイクするのだ。そんな特徴から、最近は、女性だけでなく男性からの注目度も高まっているようだ。今回、取材に訪れた「Pilates Studio eleven」でレッスンを受けている人の4割が男性だそう。トレーニングで、身体も心も健やかな状態を目指せるならーー。はじめてのピラティスへの課金を今すぐ始めたい。

そもそもピラティスって何だ？基本のQ&A

どんな効果がある？
始めると身体はどう変わる？

「ピラティスはストレッチと筋トレを同時に行っているような動きが多いのが特徴。身体がかたい人はやわらかく、筋肉が必要な人はつきやすくなるし、関節の可動域が広がるのでダメージを受けた部位の痛みが和らいだりも。また、身体の動きに神経を研ぎ澄ませるので頭の中がすっきりしたり、呼吸法により自律神経が整ったり、ストレスの軽減にもつながります」

ピラティスの成り立ちは？

「100年ほど前、フィジカルトレーナーであるジョセフ・ピラティスにより考案。専用マシンを使った、ケガ等、外傷のリハビリのメソッドとしてスタートしたと言われています。当初は『コントロロジー（コントロール学）』と呼ばれ、身体本来の動かし方である“自分の意思でコントロールする”ことや、健康的な身体を取り戻すことに重きを置いたトレーニングメソッドです。私たちは『動作の再学習』ととらえています」（Pilates Studio eleven代表・大西珠美さん、以下同）

どれくらいの頻度で続けるのが効果的？

「基本的には週1回がおすすめです。とはいえ、個人差があるので3日に1回がいい人もいれば、1回で身体の変化を得られる人も。ご自身の身体とライフスタイルに合わせて相談を。筋トレとは違い、毎日行っても問題ありません」

男性にもおすすめの理由は？

「年齢やキャリアを重ねると纏う雰囲気に“説得力”が必要だと思うんです。それらはピラティスで手に入る『整った姿勢』や『きれいな所作と動作』からにじみ出ます。毎日メイクをするわけではない男性こそ、ピラティスで身体を整えて、ムードづくりをするのがいいのではないでしょうか。バランスよく筋肉をつけられるのでシックな服を着た際の印象も変わりますよ」

筋トレと並行しても大丈夫？

「はい、大丈夫です。むしろ並行して行うほうが、正しい身体の動かし方がわかるのでケガの防止につながったり、ピンポイントで筋肉をつけたい場合に効率が上がります」