白髪、日焼け肌、毛深い…興味はあるけど、俺ってもしかして脱毛に向いてない? 3大人気部位の脱毛を連載「逆転美容」でお馴染みの3人が体験。
脱毛トリオ
case.01 ▶▶ TETSUICHIRO YOSHIZAKI
白髪交じりのヒゲ脱毛
「白髪体質でヒゲも2割くらいが白髪。レーザーは黒に反応して脱毛効果を発揮するって聞くけど、それでも脱毛できる?」(吉﨑)
白髪は残念ながら脱毛できず居残り
「脱毛レーザーは黒に反応するものなので、白髪には対応できません。ただ、黒い毛を脱毛するだけで、顔の印象もシェービング時の肌への負担も大きく変わります。男性のヒゲはほかの部位に比べて密度も太さも濃いので、完璧にしたいなら平均10回くらいの照射が目安となります」(服部先生)
南青山皮膚科 スキンナビクリニック
住所:東京都港区南青山4-21-26 C-wing 2階 RUELLE青山
TEL:03-5770-6240
営業時間:11時〜14時、15時30分〜19時30分、土曜10時〜14時
定休日:木・日曜・祝日
https://www.skinnaviclinic.jp/
当日朝
事前のセルフ剃毛はヒゲの場合、当日朝に
もともとヒゲ剃りは週に数回。生える範囲も鼻の下とフェイスラインのみで、頰にはまったく生えない。アゴを中心に白髪がちらほら。
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直前
痛み緩和のための塗る麻酔をヒゲゾーンに
肌の状態を見ながら、麻酔クリームを塗布。男性のヒゲ脱毛は痛いので、ほとんどの人が塗る麻酔を使用するそう。
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使用マシン
毛の根本にしっかり届くYAGレーザーを採用!
「ジェントルマックスPRO」を使用。波長域が最も長いYAGレーザーで、毛根の奥深くにアプローチする。その代わり痛みはやや強め。
START!
施術スタート
塗る麻酔が効き始める30〜40分後に施術ルームへと移動。麻酔を拭き取り、いよいよ施術開始!
鉄製のレーザー保護ゴーグルを装着
すでに塗る麻酔は効いてきているが、とはいっても普通に会話は可能。「俺、本当に痛みに弱いから、怖いな〜」と、ベッドに横たわってゴーグルをつけながら緊張のあまり笑みを浮かべる吉﨑。
1まずはいちばん痛くないアゴの裏から
最初はアゴ裏から首にかけてのエリアを。保冷剤を片手にレーザーをバチンッと当てては冷やし、当てては冷やしを繰り返す。ピピッという音とともにテンポよく。「うん、それなりに痛いです…」。
2最も痛みがハードな鼻の下
アゴ裏の広いエリアが終わったら、次はいよいよ鼻の下ゾーンに。毛が濃く骨も近い場所ゆえ、どうしてもここがいちばん痛い! 「レーザーと一緒に風がバシュッと出るんだけど、真っ暗なので肉片が飛び散っているんじゃないか?と錯覚。正直めっちゃ痛いっす」。
3毛を残したい部分は木ベラでガード
デザイン的に毛を残したい部分やもみあげ付近は、木ベラでレーザーが当たらないよう隠しながら照射。「無になれないので、ひたすら延々とかまぼこが切られている情景を思い浮かべてる」と、痛みのあまり謎な発言。
4保冷剤を当てて徹底的に鎮静
実際にレーザーを当てている時間はものの10分程度。照射したエリアを、保冷剤で冷やす。「いつ終わるんだろうって考えてたから、ここまでの時間長く感じたな」。
5先生の診察で施術Finish!
最後に先生が肌の状態を入念にチェックする。赤みもほとんどなく、状態は良好。念のため炎症を抑えるローションを全体的に塗って、施術完了。
脱毛を終えて
痛かったけど続けて通いたい!
想像以上の痛さではあったけど、これで面倒なヒゲ剃りから解放されるなら耐えられる! 翌日は普通に生えてきたけど、数日たつと面白いほどポロポロ毛が取れてまばらに。当然、白髪は残ったままですが手入れは楽に。
Illustration:Ichiraku Studio
Composition&Text:Sachico Maeno