「肌荒れはファッションの天敵」と断言し、健康的かつ自然なエイジングを目指す、スタイリストの祐真朋樹さん。実は20代の頃から化粧品が旅の必需品だった。旅先で愛用しているスキンケアアイテムを公開するとともに美容へのこだわりを語ってくれた。
スタイリスト、ファッションディレクター。ディレクションを務めるLANVIN COLLECTION MENSは’24年秋冬で7シーズン目に。
CLINIQUE|アフター サン バーム
「日焼けした日の夜に塗ると、翌朝には炎症が治まります。ウェットな肌触りでひんやりと涼しい」
ESTE¯E LAUDER|アドバンス ナイト リペア アイ ジェル
「寝る前にこれを塗ると、翌朝の目元ジワやほうれい線が劇的にのびます」
雪肌精|スキンケア UV エッセンスジェル
「ウォータープルーフでゴルフ時に活躍。石けんで洗い流せるのも重要」
ESTE¯E LAUDER|アドバンス ナイト リペア
「化粧水とともに3年前から愛用中。乾燥肌の僕にとってもはや必需品」
uno|フェイスカラークリエイター (カバー) f カラーレベル3
「気になる肌悩みをケア。UV効果もあるのがうれしい」
DECORTÉ|リポソーム アドバンスト リペアセラム
「話題の導入美容液は友人の勧めで。化粧水の効果がさらに際立つようになった」
SELALY|ルミヌ セラムエマルジョン
「知人であるメイクの松井里加さんがプロデュース。天然由来の美容成分が入った乳液」
ESTE¯E LAUDER|マイクロ エッセンス ローション BF
「やわらかい肌触りへ導く化粧水。大きいですが必ず持っていきます」
ヨーロッパ出張で初めて感じた、肌の違和感
――スキンケアを意識するようになったのはいつ頃からですか?
「実は20代の頃から。’80年代当時の日本ってスポーツシーンの日焼けカルチャーが根強くあったし、男でスキンケアを意識してる人って少なかったんじゃないかな。でも仕事でパリに行ったとき、肌の調子が全然違うことに気づいた。気温や湿度が日本とは違うので後々考えると当然なんだけど、初めて肌の乾燥を実感しました。そのとき現地で化粧水を買ったのが最初ですね。パッケージが格好いいという理由でエリザベスアーデンを選んだのを覚えています。それから仕事でヨーロッパやアメリカ、アジアに行く機会が増え、スキンケアアイテムは旅の必需品に」
――スキンケアアイテムに求める条件はなんでしょうか?
「用途ごとに効果があること。乾燥や小ジワなどピンポイントで効果を実感したい。加えてボトルやパッケージデザインは重要ですね。商品名も気にかけていて、『ナイト リペア』とか『アフター サン バーム』とかいかにも効きそうな名前は心強い。天然由来成分配合のものも安心」
――どのように美容へのモチベーションを保っているのですか?
「健康的な肌でありたいと思うんですよね。加齢とともに鏡を見る機会が増えシミや目元の小ジワが気になり始めました。仕事相手や友人に、あの人顔が疲れているなあ、なんて気を遣わせたくないですよね。肌トラブルは誰の得にもならないですから」
――旅先でのスキンケアにおいて意識すべきことを教えてください。
「いつも使っているものを持っていって、普段どおりのケアをするのがいいのではないかと思っています。コスメ類は、いつも出発直前にカバンに詰め込むのですが、忘れ物がないかだけはしっかり確認していますね。ここ数年、2泊3日で九州にゴルフをしに行くことが多いです。合計3セットはラウンドするので、特に紫外線の強い季節はUV対策を怠りません。二の腕から手首にかけての“ゴルフ焼け”は絶対に避けたいので、プレー前には雪肌精の日焼け止め、ゴルフ場でのシャワー後にはもう何十年も愛用しているクリニークのアフター サン バームでケアしています。日常的なUV対策は、肌のトーンを整えてくれるウーノのBBクリームで。熟年世代の無防備な日焼けやシミは決して格好よくないですからね。不健康な印象にもなり得ますから、今後も気をつけていきたいと思います」