二つとして同じものはない香水の世界。名香から旬のニッチフレグランスまでを会場に揃え、おしゃれにも香りにも精通したメンバーがテイスティング&ランクづけする香水フェスを初開催!直感を言語化した参加者のレビューを元に想像を膨らませ、香りの世界に心を羽ばたかせ、次の“欲しい”を探してみよう。
5位 FRAPIN|BONNE CHAUFFE
最高格付けのグラン・シャンパーニュ地区で、1270年からコニャックを造る老舗メゾンによる香水。リキュールのように濃密なダークプラムと暖炉で燻る薪、バニラの甘さが重なり、ストーリーをもって香り立つ。
萩原 孝太(会社員):「コニャックを感じるけど不思議と馴染む香り。スモーキーさと甘さのバランスが好み」。
4位 nomenclature|オードパルファム オービタル
合成香料を軸にミニマムな芳香分子から香りを作り出す革新的なブランド。花と木を思わせるオービトンに二酸化炭素、ペッパーの澄んだエッセンスを交差。低温なウッディアンバーがモダンに香る。
森川 亮太(アパレル):「二酸化炭素の香り!?となったが、さりげない香りに高評価。場面を選ばず使えそう」。
3位 Maison Crivelli|アブサン ボレアル オードパルファム
オーロラがゆらめく北欧の夜空の下、アブサンを堪能した創業者の体験から想起。清涼感あるアルテミシアとラベンダー、ミントからなるアイシーなファセットに、まろやかなムスクがコントラストを奏でる。
才田 とおる(美容師):「意外にも穏やかな香りで日常使いしやすそう。クリーンさも好感」。
2位 Vyrao|サン・ラエ
ヒーラーでもあるヤスミン・スウェルによる、ウェルビーイングな香水。ターメリックを基調に、ベチバーやジンジャーがリラクシーに交わる。
内海 智史(会社員):「香辛料の香りが印象的。スパイシーだけど爽やかで、リフレッシュしたいときにつけたい」。
小松 圭介(美容師):「本能的に何回も嗅ぎたくなる!」
1位 OBVIOUS|アン・エテ
抹茶ラテにインスパイアされた斬新なグルマンノート。バニラビーンズと抹茶アコードが織りなすまろやかなハーモニーを、タンジェリンやジンジャー、マンダリンのフレッシュな芳香がピリッと引き締める。
内海 智史(会社員):「上品に抹茶が匂い立ち、清潔感がある。お風呂上がりにつけてみたい」。
高橋 良(コンサルタント):「甘すぎずすっきりした香りで、週末出かける日に似合いそう」。
山田 恵一(会社員):「和を感じさせることなく抹茶が表現されていて斬新!」