二つとして同じものはない香水の世界。名香から旬のニッチフレグランスまでを会場に揃え、おしゃれにも香りにも精通したメンバーがテイスティング&ランクづけする香水フェスを初開催!直感を言語化した参加者のレビューを元に想像を膨らませ、香りの世界に心を羽ばたかせ、次の“欲しい”を探してみよう。
HERMÈS
3位|オー ドゥ ルバーブ エカルラット オー デ コロン
ルバーブの酸味とエレガントなムスクが調和。
宮脇 亮多(公務員):「甘さがありつつ、後からスパイス感が残る不思議な香りで印象的」。
2位|バレニア オードパルファム
ジンジャーリリーが繊細にあふれ出る深遠なシプレの余韻。
青木 琢朗(コンサルタント):「甘さの中にウッディな香りがほのかに感じられて、リラックスできそう」。
1位|テール ドゥ エルメス オー ジヴレー オードパルファム
シトロン、ジュニパーベリーの躍動感とティムットペッパーの力強さ。テール=大地のもつエナジャイジングな輝きを、ミネラル感あふれる芳醇なウッディノートで表現。
國吉 政廣(会社員):「トップから感じるウッディな香りが、洒落感を添えてくれる」。
片山 夏輝(美容師):「高級感あふれる香りで鼻から抜けてもいい匂い。大人なムードを感じます」。
CHANEL
3位|ブルー ドゥ シャネル パルファム
夜闇の青のようにスパイシーなシトラスからムスキーなウッディへ奥深く変容。
石渡 健二(会社員):「高級感があってリラックスできる香り」。
2位|アリュール オム スポーツ オードゥ トワレット
突き抜けるような柑橘の爽快感にムスクとセダーの官能性が印象的な名香。
横川 恒介(会社員):「青春の一品なので懐かしさもある、爽やかな香り」。
1位|レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル 1957 オードゥ パルファム
8種類のホワイトムスクを軸にハニーやセダー、オレンジフラワーなどを複雑に内包。雄弁なスパイシーフローラル。
米倉 新平(LE SILLAGE 店主):「清潔でクリーン。男性にも似合うフローラルの華やかさ」。
髙橋 弘一(運輸業):「程よいムスクの香りがとても心地よい」。
村上 宏明(ビューティークリエイター):「いつもカバンに忍ばせてファッションと一緒に香りを楽しみたい」。
DIOR
3位|ソバージュ オー フォルト(パルファン)
新感覚のフレッシュなフゼア。
佐藤 雄大(会社員):「マスキュリンな香りという意味で断トツの印象深さ」。
2位|エスプリ ドゥ パルファン グリ ディオール
メゾンの象徴色・グレーの移ろいを澄んだシプレーアコードで表現。
友塚 正樹(Webエンジニア):「甘さと爽やかさが好バランス。雑味がなくどこまでもクリア」。
1位|メゾン クリスチャン ディオール ニュー ルック(オードゥ パルファン)
フランキンセンスの深いスパイス感をオーバードーズさせたアルデヒドがブースト。気だるくエレガントなアンバーのぬくもりが肌と溶け合う。
土屋 善直(公務員):「ピリッと始まり、ダークだけど重くない香りになるのが好み」。
梅田 聡(会社員):「最初のやや甘めな感じからウッディな奥行きが出るのがいい。シチュエーションを限定せず使えそう」。
LOUIS VUITTON
3位|オー ドゥ パルファン オンブレ・ノマド
スモーキーなウードをローズゼラニウムが優美に昇華。
清水 康之(会社員):「ウッディにラズベリーが合わさった大人っぽい甘さがいい」。
2位|オー ドゥ パルファン LVERS LV ラバーズ
ファレルが手がける話題の新作。ガルバナムのクリーミーなウッディさがリラクシー。
矢本 亮太(ビューティー&ユース PR):「ひと言で、おしゃれな香り。軽いのに奥深い」。
1位|オー ドゥ パルファン パシフィック チル
LAのウェルネスな空気感を香りに。ブラックカラントの青々としたジューシーさにスパイスやシードが交差する、多幸感にあふれたアロマティックハーバル。
KENSHIN(ヘアメイク):「“スムージー”というトップのアイデアと柑橘の使い方が秀逸」。
渡辺 靖雄(会社員):「画一的になりがちな柑橘系の斬新な発香が絶妙」。
髙橋 弘一(運輸業):「軽い甘さがとても好み」。
GUCCI
3位|グッチ ギルティ プールオム オードトワレ
パチョリの渋みにペッパーが弾けるアロマティックなフゼア。
KUBOKI(ヘアメイク):「爽やかでスポーティ。暑い日につけたい!」
2位|グッチ ザ ハート オブ レオ オードパルファム
芳醇なミルラの温かいスパイシーさがモダンに香る。
小松 圭介(美容師):「ほんのり甘いけどアシッド」。
1位|グッチ ザ アルケミスト ガーデン 1921 オードパルファム
清涼感あるフィレンツェ産レモンセドラをブレンドした、メゾンのDNAを感じさせるタイムレスでみずみずしいウッディノート。
西坂 和浩(UOMO編集部):「ネロリとレモンの弾ける柑橘感とウッドの余韻が爽やか」。
堀池 光(UOMO編集部):「みずみずしさの中でグリーンの表情が変化していき、ウッディな深みに行き着くのがリラックス感もあり面白い」。