二つとして同じものはない香水の世界。名香から旬のニッチフレグランスまでを会場に揃え、おしゃれにも香りにも精通したメンバーがテイスティング&ランクづけする香水フェスを初開催!直感を言語化した参加者のレビューを元に想像を膨らませ、香りの世界に心を羽ばたかせ、次の“欲しい”を探してみよう。
5位 MATIERE PREMIERE|ボワ デベーヌ オードパルファム
フランス語で“原料”を意味するブランド名を冠し、一つの香料をオーバードーズし調香。濃厚なパチョリとスパイシーなアンバーがウッディファセットに奥行きを添え、芳醇な香りに。
矢本 亮太(ビューティー&ユース PR):「甘さがありつつ、若干のスパイシーさも感じるのが個人的に好きです。色気のある一本」。
4位 HERETIC PARFUM|ダーティ スエード
アロマセラピーとアーユルヴェーダの哲学を掛け合わせた調香スタイルをもつLA発のブランド。アンバーやジャスミンの温もりある香りに、パチョリの高潔な深みが溶け込む。
筒井 亮(会社員):「深みはあるのに甘すぎないので、デイリーにつけても主張しすぎない印象。さりげなく香るのも程よくセクシー」。
3位 PARLE MOI DE PARFUM|コメット パラディ オードパルファム
スター調香師ミシェル・アルメラックが手がけるフレグランスメゾン。サンダルウッドのウッディな甘美さにカカオの深みが重なる、大人のためのグルマンノート。
津島 大地(フォトグラファー):「ルームフレグランスのような癒やされる香り。外出にもいいけど、あえて家でのリラックスタイムに使いたい」。
2位 RboW|ケース スタディ オー ド パフューム Black Wood
アート界で活躍するディレクター、キム・ソヒョンが創立し、今年上陸したブランド。静謐なサイプレスとまったりしたミルのやわらかさに、燻った薪のようなスモーキーさがアクセントとして香る。
鳥羽田 祐至(会社員):「コーヒーに通じるような甘く苦い香りが馴染み深く、落ち着きます」。
1位 COLEKT|VOID フレグランス
スウェーデン発のビューティブランドによるヴィーガンフレグランス。濃度の高いルバーブとミント、バジルによる鮮烈な青々しさにドライなウッドノートが合わさった、アーシーな香りが心地よい。
才田 とおる(美容師):「大人の男性がつけると印象をやさしくマイルドにしてくれそう。バジルが控えめに香り、サラッとしたニットスタイルに似合うイメージ」。
秦 拓也(ビームス プレス):「異国情緒を感じるスパイシーさがありながら、クセはなく爽やか」。