長らくトレンドだったセンターパートや七三分けはやや影を潜め、代わりにショート人口が急増中。しかも前髪をマユ上に設定する“マユ上ショート”が主流に。快活なヘルシー美男の波がキテル!
YOUはどうして前髪切った?
間違えて前髪を切りすぎた…わけではない。誰もが意思をもって前髪をバッサリ切っていた。どんな心境の変化があったのか?
スッキリ短めバングスと個性派クリアフレームが好相性
大溝 大さん 会社員
この春からマユ上ショートだという大溝さん。「何年も七三分けのツーブロックでしたがヒゲも生やしているので、いかんせん野性的な印象で…(笑)。この前髪ありのショートにしてからはかなりしっくりきています。ビッグシルエットのコーディネートが多いので軽めのヘアスタイルは合わせやすい。メガネも割とクセのあるものを選ぶようになりました。今のファッションムードを楽しみやすい髪型なのかもしれません」。
“マユ上”マッシュショートで爽やかでひとクセあるスタイルに
手嶋 慎さん Makers デザイナー
白T×デニムのベーシックなスタイリングに、ラウンドバングのマッシュショートがよく映える手嶋さん。「以前はジェルで固めたリーゼントなんて尖った髪型もしていました。けれど最近はやわらかい雰囲気の髪型がお気に入り。ファッションにしても自分のデザインする革靴ばかり履くので足元が重いぶん、髪型はこれくらいの軽さがちょうどいい。いつも代官山“Praha”のスタイリストさんが僕好みに仕上げてくれます」。
ビジネスシーンでも好印象なショートレイヤー
阿部聖也さん 417 ÉDIFICE・PULP プレス
「仕事柄、目上の方と会うことが多く印象のよさは大切。とはいえファッションも楽しみたい。そこでレイヤー入りのショートが最適でした」と、マユ上ショートにしてオン・オフともに調子がいい阿部さん。「今日のミヤギヒデタカのシャツやウエスタンベルトのような西海岸的アイテムが好きなんですが、スッキリした髪型のほうが濃すぎず相性がいいんです。趣味のサーフィン中に邪魔にならない楽チンさもうれしい」。
クリーンなパッツン前髪が白シャツといいバランス
石山大地さん バリスタ
一直線の前髪が印象的な石山さんのファッションは昔のワークスタイルに影響を受けているそう。この日もヴィンテージの白シャツとヤエカのチノパンの着こなしにモードなヘアのアンバランスが楽しい。「以前はセンターパートだったものの担当スタイリストさんのすすめもあって最近スタイルチェンジ。モード感も出て気に入りました。ブルックリンで人気のバーバーの日本店“ルドロー・ブラント”でカットしています」。
Text:Takako Nagai