「夏じゃないし平気っしょ!」と、自分の体臭を甘くみていないか? 肌寒い時期にかく汗は塩分濃度が高くニオいやすい。“クサいおじさん”認定される前に、今すぐニオイケアをしよう。今回のテーマは「口臭」だ。
●マスクの内側で醸成されるその息、デンジャラス!
口臭
実は35歳以上の人の約8割が病的な口臭のリスクあり。普通の歯ブラシで磨く程度しか口腔ケアをしていない場合には、まず歯周病の可能性を疑って。さらにマスクで口呼吸になりやすい今は、唾液が乾いて生理的な口臭も発生しがち。口内が酸性に傾く食後はまずフロスで歯間ケアを。さらに起き抜けと寝る直前に音波ブラシで歯磨きをして、睡眠中の細菌の活動を抑えましょう。仕上げにサプリで口腔内フローラを整え、爽やか吐息を取り戻して。
▶︎フロスと電動音波歯ブラシ、毎日使って細かく掃除を!
1.1粒に2億個のスーパー乳酸菌が!
悪玉菌を抑制して健やかな口内環境へと導く。ロイテリ お口のサプリメント 30粒 ¥3,000/オハヨーバイオテクノロジーズ
2.善玉菌を守る歯磨き粉
天然成分で作られ、口内の悪い菌の働きだけを抑える。クリーン&モイスチュア ミント 80g ¥1,200/オーラルピース(トライフ)
3.歯科医も認める名品
1分間に約3万1000回の高速振動により音波水流を発生。歯を徹底的に磨き上げる。プロテクトクリーン〈プレミアム〉 ¥12,528(編集部調べ)/ソニッケアー(フィリップスサポートセンター)
4.使いやすいY字形フロスを
切れにくく歯間にスムーズに入り込む。DENT.EX ウルトラフロス 3本セット ¥200/ライオンお客様センター
ビニール袋に息を吐いて大きく吸い込むと、自分の口臭をじかに感じられる。舌の上がヒビ割れていたり絨毯化していたら、汚れがたまっている証拠なので併せてチェック。
桐村里紗先生
内科医・認定産業医。最新の栄養医学やバイオロジカル医療、常在細菌学などをもとに、治療より予防を重視した体臭口臭ケアを提唱。
“クサいおじさん”認定されたくない!
Composition&Text:Yukiko Ogawa